排水設備改修工事

排水設備改修工事による老朽腐食化した配管の更新をご提案致します。

排水設備改修工事

排水管の劣化原因と影響

1. 配管内が油脂分・錆び等の付着物によって管閉塞となり排水機能が低下する。
2. 鋼管などの腐食による漏水。


症状としては・・・
排水の流れが悪い・ボコボコと音が出る・臭気・あふれる事がある・階下に漏水など。
※様々な原因が考えられますので、改修工事の際には事前に正確な診断、調査が必要になります。

配管類の一般的耐用年数

亜鉛メッキ鋼管(白ガス)
約10年~20年
鋳鉄管
約20年~25年
排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管(DVLP)
約20年~25年
排水用硬質塩化ビニル管(VP)
約15年~30年
排水用タールエポキシ塗装鋼管(ELP)
約20年~25年
※周囲の環境、施工状況、メンテナンス等により耐用年数は変化いたしますのであくまでも参考値として考えてください。

排水管の種類

主に使用されている排水管には次のような物があります。

配管用炭素鋼鉄管(白ガス)

主に雑排水配管、竪管等に使用されています。材質は鉄製で腐食に対してあまり強くはありません。通常接続部がねじ込み式の為ネジ部の管肉厚が薄くなり、この部分からの漏水事故例が多くあります。

排水用鋳鉄管

主に汚水管トイレ等に使用されています。 材質は鋳物の鉄製で、管肉厚が厚く腐食に対しては強い。 ゴムパッキン、メカニカル型継手などがあります。

排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管(DVLP)

管の内面に塩化ビニル管を接着ライニングしたもので、管表面がコーティングされているため腐食に対して強く、接合には、排水管用可とう継手(MD継手等)などがあります。

排水用硬質塩化ビニール管(VP)

腐食に対しては問題はありませんが、躯体を貫通する場合は耐火テープ等(防火処理)を使用しなければなりません。

耐火二層管

塩化ビニール管外面を、セメントで固め耐火性能を強化した管で法的に鉄管と同等の耐火能力があると認められています。

排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管(ELP)

管の内面にノンタールエポキシ樹脂を塗装したもので腐食に耐性を持たせた管です。